文:マーガレット・ワイルド
南アフリカ生まれ。1972年にオーストラリアに移住。新聞、雑誌記者、児童書の編集者を経て、オーストラリアを代表とする児童書の作家として活躍。出版された40冊以上の本は世界中の読者に愛され、オーストラリア児童図書賞を含めた数々の賞を受賞している。日本で翻訳されている絵本に「ジェニー・エンジェル」(岩崎書店)、「キツネ」(BL出版)などがある。本書以来、ヤングアダルト向けの作品に意欲的に取り組んでいる。
作品一覧を見る絵:フレヤ・ブラックウッド
1975年、スコットランドに生まれる。オーストラリアに移り住み、幼少期より盛んに絵を描き、学生時代に本の挿絵を手がける。大学卒業後、映画の特殊効果を作り出す仕事に就き、2002年より本格的に絵本を描き始める。『さよならをいえるまで』(岩崎書店)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。
作品一覧を見る訳:石崎 洋司(いしざき ひろし)
1958年東京都生まれ。高校生のころから民話に興味を持ち、各地の採訪調査に参加する。慶應義塾大学卒業後、出版社勤務を経て、作家・翻訳家としてデビュー。主な作品に『世界の果ての魔女学校』(講談社/第50回野間児童文芸賞、第37回日本児童文芸家協会賞受賞)、「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)など多数。翻訳絵本に『さよならをいえるまで』(岩崎書店)、『マジシャン ミロの ふしぎな ぼうし』(講談社)などがある。
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