この絵本の内容紹介
この絵本の主人公ひでくんは、もぞもぞそわそわ落ち着かない様子。デパートにやってくると、「おしっこどこですか?」と受付のお姉さんに慌てて尋ねます。
そして、お姉さんに教えてもらったトイレ向かうと、なんとそのトイレは修理中。
今度は3階のトイレに向かおうと、慌ててエレベーターに乗りますが、このエレベーターは屋上への直通エレベーターだったのです。
屋上についたひでくんは、次は慌てて階段を駆け降りますが、そこでキリンさんに出会います。キリンさんもちょうどトイレに向かうところ。ひでくんをトイレまで案内してくれることになりました。
ところが……キリンさんが案内してくれたトイレは、とっても位置の高いトイレ。身長の高いキリンさんにはちょうどいい高さのトイレですが、子どものひでくんにはちょっと高すぎるトイレでした。
キリンさんが案内してくれたトイレを諦めると、また慌てて階段を駆け降ります。そして、階段の途中で次に出会ったのはこうもりさん。こうもりさんもちょうどトイレに行くところ。そこで、ついていくことにするのですが……。
ひでくんがトイレを探して奔走する間、ガイコツや妖怪にも遭遇します。そして、迷路のトイレまでもが登場するのです。
もっちゃうもっちゃうと大慌てのひでくんは、無事にトイレに辿り着くことができるのでしょうか?
おしっこを我慢して大慌ての少年。その少年が織り成す、ユーモア溢れるお話です。最後はスッキリ!と思いきや、最後の最後まで思いがけない展開の連続です。