この絵本の内容紹介
満天の星が煌く夜のこと——。
クロは大好きなシロを誘って散歩に出掛けました。湖に浮かぶ“キラキラ光るもの”をシロにプレゼントしようと思ってのことでした。
クロは湖に到着すると、さっそく水面に手を伸ばしました。けれども、“キラキラ光るもの”を掴むことは出来ませんでした。
それでもクロは諦めず、悪戦苦闘を繰り返しました。シャベルを使ってみたり、バケツを使ってみたり、釣竿を使ってみたり……。どれも失敗に終わると、しまいには湖の中に飛び込みました。
けれども、そこまでしても“キラキラ光るもの”は手に入りませんでした。クロが岸に戻った頃には、夜空は陰り、湖面から“キラキラ光るもの”は消えていました。
そうしてクロは落ち込んでしまうのですが、シロは隣で優しく微笑んでいました。なぜなら、一番の“キラキラ”はふたりの心の中にあることを知っていたから……。
ピクトブック編集部の絵本談議
青に染まった夜が幻想的だったね!
綺麗な世界が描かれてたね!
クロの想いも素敵だったし、シロの想いも素敵だったなぁ。
うんうん。
なんだか透き通った気持ちになるよね!心が洗われたような気がするよ♪