この絵本の内容紹介あらすじ

今日は雪が降るようです。

外に出ると寒くて鼻がつんとしますが、雪が降るならば僕は平気。

「はやく ふらないかなぁ」

雪が降ったら、みんなで雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、雪の日ならではの楽しみがたくさんあるはず。

午後の授業が始まったころ、僕の知らないうちに最初の一粒が空から降ってきました。

こうして静かに降り始めた雪は、次第にしんしんと降り積もり——


書店員が選ぶ絵本新人賞2023特別賞受賞作

「冬の絵本の定番にしたい作品」
(葉石麻美 紀伊國屋書店国分寺店)

「ゆきの降る前のこどもの気持ちは、ほんとうはこれくらいしずかなところにあるのではないかなと感じました。街の中のぼくとゆきのつぶ、毛布のあたたかさと一面白に変わった世界。安心感のなかでめぐる、美しくかわいらしいすてきな物語」
(臼崎雅美 くまざわ書店さぎ沼店)

「外の寒い雰囲気とあったかい家族の雰囲気が両方出ていて、心が温まります。雪の降る地域に住んでいるので余計に心にしみます」
(工藤まなみ 成田本店サンロード店)

「こどものわくわくする気持ちと、しんしんと降る雪の様子がリアルで冬の匂いを感じられる」
(山口美由紀 オリオン書房サザン店)

「雪をこのように表現する絵本は無かったんじゃないかと思う」
(岸朋子 大垣書店イオンモールKYOTO店)