この絵本の内容紹介
ある朝、目を覚ますと雨が降っていました。お姉ちゃんは弟を起こして外に出ると木の枝にひっかかった雲を見つけます。
そして、お母さんにその雲を持っていくと、なんと「くもパン」を作ってくれたのです。
くもパンを家族みんなで食べようと思っていたところ、お父さんが慌てて会社に行ってしまいます。
仕方なく姉弟とお母さんの3人でくもパンを食べるとあら不思議!体がふわっと浮いたではありませんか。
ふわふわと体が浮いた姉弟は、朝ごはんを食べずにおなかを空かせてるであろうお父さんを心配し、空を飛んでパンを届けることに決めました。
やっと見つけたお父さんは満員のバスの中。窓越しにくもパンをあげると…お父さんもふわっと浮かび、バスの中から飛び出します。そして、会社までひとっ飛びで向かうのでした。
無事、お父さんにパンを届け終わった姉弟は、またお腹が空いてしまいます。おうちに帰ると一つ残った最後のくもパンを仲良く分けて食べるのでした。
韓国で大人気のファンタジー絵本です。くもパンをつくる工程が描かれているので、子どもが「お母さん、パン作って!」と言ってくるかもしれません。これを機に親子でパン作りをしてみるのも面白いかもしれませんね。おいしいものをみんなで共有する喜びをこの絵本を通して感じてみましょう。