この絵本の内容紹介あらすじ

妹を迷子にさせてしまったピングーは・・・

シリーズ6巻目となる今作は、心をギュッとつかまれるお話。妹のピンガとふたりで遊びに出かけたピングーですが、途中、友だちと出会い・・・気がついたら妹がいない!? 必死で探しますが、見つからず・・・。いつもはいたずらっこのピングーが、それはもう心配して、最悪のことまで考えている様子が、クレイアニメならではの表情から伝わってきます。そして結末は・・・??

当時の設定は「5歳ぐらいの男児」だったピングー。まさに、男児のウッカリしたところ、兄として責任を感じるところ、本当に心優しいところがギュッとつまっています。

親子で読めば、子どもはドキドキはらはら、親は涙しつつ?!、「こんなときはどうする?」と、しつけにもなるお話です。

新作映像が2017年10月からEテレにて放送されている「ピングー」ですが、もとはスイスで誕生した味わい深いクレイアニメ。その風合いをそのまま活かした、94,95年に小学館から全6巻発行したミニサイズ絵本シリーズの復刊版です。

絵本「ピングー絵本 迷子のピンガ」の一コマ
絵本「ピングー絵本 迷子のピンガ」の一コマ2