この絵本の内容紹介あらすじ

さみしいノネコのたのしいお話

山に暮らしていたひとりぼっちのノネコ。ノネコは、さみしくなって山をおりることにしました。けれども、でっかい犬に追いかけられて、ノネコはびっくりして、土管の中に逃げ込みました。ところが、なんと、土管から体が抜けません。
なぜかというと、ノネコは、山で、毎日毎日お料理を用意して、お客を待っていたのですが、だ~れもやってきません。しかたないので、ひとりで食べてしまっていたので、いつの間にか狸みたいに大きくなってしまったのでした。
土管にはまったノネコが、じたばたもがいているところに、猫たちが集まってきました。その日は、まんげつの夜。それから、なにが起きたかというと・・・・・・。

児童文学の数々の賞を受賞している朽木祥の最新作、子どもから大人まで、ほろっとする絵物語です。

猫好き画家の片岡まみこさんが、すてきな版画で、物語を描いてくださいました。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
ひとりぼっちでさみしかったノネコは、食いしん坊。食べても食べてもお腹がいっぱいにならないような気がしてました。そして、いつの間にか狸みたいに大きくなってしまったのですが、それは、なんとも人間のようです。
読み終わったときに、心が満たされる、そんな物語です。

絵本「まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん」の一コマ
絵本「まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん」の一コマ2