この絵本の内容紹介あらすじ

雑木林は、人がつくる生き物の宝庫だ!

「人と自然のつながり」をテーマに、生き物を描き続ける著者。昨年3月に発売した自身初の絵本『田んぼの一年』に続く、第2弾の登場です。
この本は、『田んぼの一年』と同様、雑木林を定点観測し、それぞれの時期に現れる生き物や人々のようすを、歳時記のように、紹介します。またその時期のトピックを、「かわら版」と銘打ち紹介します。著者の自然に対する愛情の大きさが、あたたかいながらも視点の鋭いイラストに現れています。
全体の構成は、パノラマ絵本+生き物図鑑+林の文化 です。
雑木林を1年間定点観測し、各月の雑木林の作業や、林内に出てくる生き物、地下で育つ幼虫、そして奥の民家のまわりで繰り広げられる人間のドラマが、ひとつのイラストの中に展開されます。
また、各月のトピックを、パノラマ絵本の欄外に「かわら版」として紹介。巻末には、雑木林の文化や仕事カレンダー、クヌギの一生、など資料的情報も満載し、見て楽しい生き物インデックスも掲載しました。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
独特の暖かいタッチで生き物を描き続ける著者。実はイラストを描くだけでなく、実際に田んぼや自然の保全活動もされていて、生き物の話になると止まらなくなってしまう、熱い方です。そんな著者が描く生き物は、やはり愛情がたっぷり込められています。小さいながらも、細部にこだわったイラストは、大人でも一見の価値ありです

絵本「雑木林の一年」の一コマ
絵本「雑木林の一年」の一コマ2
絵本「雑木林の一年」の一コマ3
絵本「雑木林の一年」の一コマ4
絵本「雑木林の一年」の一コマ5