この絵本の内容紹介
がんこもののおばあさん愉快なお話
がんこもののアリゲイタばあさんは、一人でぬまのほとりに暮らしていました。森の仲間が訪ねてきても、追い返しちゃうがんこものです。でも、本当は、心優しいさみししがり屋。ひまだから、編んでいたマフラーを、森のみんなにプレゼントしようと思いつきます。森の仲間も、そんなばあさんのことを、ちゃんとわかっているんです。強がっているけど心優しい、そんなほのぼのとしたあたたかいお話しです。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
酒井駒子、どいかや、とりごえまり、つちだのぶこ、丹地あきこ……と数多くの絵本作家を輩出している絵本塾で学んだ期待の新人作家松山円香のデビュー作品です。
一見怖そうに見えるアリゲイタばあさんも、一人ぼっちは、やっぱりさみしい・・・・・・そんな、やさしさが垣間見れる絵本です。何度もくりかえし読んでもらいたい味わいのある一冊です。