この絵本の内容紹介
EXITりんたろー。初の書き下ろし絵本!
「とかげくん」のしっぽは、切れても生えてこず、短いまま。とかげのしっぽが短いのはおかしいと、みんなが笑うなか、ただひとり「くまくん」が寄り添います。しかしくまくんは、みんなが怒っているより笑っている方がいいという、とかげくんの気持ちがわかりません。「ふつうってなに?」とばかり聞くとかげくんに、くまくんは次第に嫌気がさして…。ふたりはどのように心を通わせていくのでしょうか。
本人コメント
僕達はとかげの切れてしまった尻尾のように、心が途切れてしまった時、修復し繋ぎ止める力を持っています。
僕達はとかげの擬態のように人の心の揺らぎを感じとり心を通わせる力を持っています。
でもこの世の中には僕達が何気なく、ごくごく当たり前にやってきた事が何かのボタンの掛け違いで出来なくなってしまった人がいます。
一旦、絡まってしまった心の糸はもう 2 度と解けないのでしょうか。
どこか生きづらさを感じている人、そんな人に寄り添ってくれる人。僕のように何も気付かずに生きてきた人。
そんな全ての皆さんに手に取ってもらって、そして読み終えた後にふと顔を上げて少しだけ周りを見回してみてくれたら幸いです。
編集者からのおすすめ情報
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