この絵本の内容紹介あらすじ

生き物たちの命の輝きが力をくれる絵本

動物や昆虫など生き物の命の輝きを力強く描く木版画家・たけがみたえの創作絵本。
すがすがしく晴れた朝。窓辺のこけしの元に、さまざまな生き物がやってきます。
みんな「いてもたってもいられない」様子で、生き生きと命を謳歌しています。
それを見ていた窓辺のこけしは、ふと、自分の中の「いてもたってもいられない」気持ちに気づきます。自分の内側から湧き起こるわくわく、うずうずする気持ちがはっきりと分かったそのとき、こけしにあっと驚くことが起こります。
読後は、心になんだか力が宿り、新しい一歩を踏みだしたくなるような一冊です。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

胸が高鳴って、どうしようもなくワクワクする、そんな瞬間を切り取った絵本ができました。
「自分の中の<いてもたってもいられない>気持ちに焦点が合ったときは、不可能も可能にするくらいの力が出るものです」と語る、著者のたけがみたえ氏。
独特の版画技法で力強く鮮やかに描かれた生き物たちの「動」と、窓辺でじっと外を見つめるこけしの「静」の対比が面白い絵本です。

絵本「いてもたっても」の一コマ
絵本「いてもたっても」の一コマ2
絵本「いてもたっても」の一コマ3
絵本「いてもたっても」の一コマ4
絵本「いてもたっても」の一コマ5