この絵本の内容紹介
夕暮れに満ちるささやかな幸せを描く
ゆうぐれです。あたりがだんだん暗くなってきました。みんな、おうちへ帰りましょう。
影が長く伸びています。からすがどこかへ飛んでいきます。犬がからすに吠えています。町へ向かって電車が走ります。まっかにそまるりんごの上で、てんとうむしが休んでいます。みんな、おうちへ帰りましょう。やがて、町は赤みを増していき、日没の瞬間を迎えます。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
日が暮れかかった町を、ひとりの女の子が歩きます。刻々と色合いを変えていく景色の中には、他にも家路を急ぐたくさんのなかまたちがいます。日没の瞬間へ向けてだんだんと移ろいゆく町を、絵本をとおして一緒に帰りましょう。