この絵本の内容紹介あらすじ

月とシロクマが織りなすベッドタイムの物語

「つきのばんにん」とは、お月さまを見守る大切なお仕事のこと。

新しい「つきのばんにん」に選ばれたシロクマのエミールは、森の生き物たちにとってなくてはならない月の光を守るため、毎晩かかさず月のお世話をしていました。

ところがある日、エミールはおかしなことに気がつきます。
なんとお月さまが、どんどん、細く、うすくなっていくのです!

あの手この手でまん丸に戻そうとするエミールですが、月はどんどん細く、まるで糸のようになっていきます。

はたして、お月さまは元どおりのまんまるに戻るのでしょうか。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

月の満ち欠けという興味深いテーマを、静かで美しい物語とともに楽しめる、ベッドタイムにも最適な作品です。なんといっても、シロクマのエミールの表情がとても愛らしい! 読んでいるうちに、つい応援したくなってしまいます。

翻訳を手がけたのは、動物にまつわる数々の作品を生み出してきた絵本作家・あべ弘士さん。あたたかく心地いい言葉が、作品の雰囲気にぴったり寄り添います。

絵本「つきのばんにん」の一コマ
絵本「つきのばんにん」の一コマ2
絵本「つきのばんにん」の一コマ3
絵本「つきのばんにん」の一コマ4
絵本「つきのばんにん」の一コマ5
絵本「つきのばんにん」の一コマ6