この絵本の内容紹介
本が大、大、大好きな、くろねこの本屋さん
本を読むのが何よりも大好きなくろねこがいました。
家族のねこたちは、ロボット作りや、コックさん、ダンサーや、音楽家などをしていますが、このくろねこときたら、本を読んでいるばかり。
そんなある日、くろねこは町で小さな子どもの本屋さんを見つけて、お手伝いをすることに。
おもしろい本に詳しいくろねこですから、子ども達ひとりひとりにぴったりのを教えてあげることができます。くろねこは評判になり、本屋さんは大人気店になりました。
ところが、ある日、大雨でお店が水びたしになってしまいます。何日もかけて元通りにしたものの、お客さんはぜんぜんこなくなってしまいました・・・。
すっかり元気をなくして、ごはんはおろか、本さえも読めなくなってしまったくろねこですが・・・。
読書の楽しさを伝えると共に、好きなことを見つけ伸ばしていくことを応援する絵本です。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
『としょかんライオン』訳者の福本友美子さんによる翻訳絵本です。
読み聞かせにぴったりの「声に出して読みやすく、耳で聞いて心地いい」文章と、ボローニャ国際絵本原画展に入選した若手アーティストの伸び伸びとした絵が楽しい絵本です。