この絵本の内容紹介
力が湧いてくる、不思議な物語
夜なき石。それはかつて誰も持ち上げることができない石だった。
少年ぐん太はその石を持ち上げることに挑み、誰よりも修行し誰よりも強くなる。
しかし、それでも石は持ち上げられなかった。
石を持ち上げるのに必要なのは、負けを知り、悔しさを覚え、人を許し、好きになる心で持ち上げるのだとわかったその時、ぐん太は初めての体感を得る!
<著者・夢枕獏 あとがきより>
「ぐん太」は、私の心の中で、この30年間ずっと育ててきた物語です。
世界再生の神話のような物語をと意識して書きあげました。
それに飯野さんが凄い絵を描いてくださいました。
どうかこの物語が新しい神話となりますように。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
力強さと美しさに打たれ、腹の底から、ぐぐぐっと力が湧いてきます。
読むひと、読むとき、読むところによって、この絵本から感じるものは変わってくるかもしれません。
大人の方にも、ぜひお手にとっていただきたい絵本です。