この絵本の内容紹介
「そらまめくん」著者なかやみわさんの新作
春になったらきれいな花を咲かせ、夏には青々として葉っぱでこかげをつくり、雨が降ったら雨宿りのかさとなり、皆の役に立っていた木。やがて年をとった木はきられて、きりかぶになりました。すっかり役立たずになってしまったことを嘆いていたきりかぶにうさぎのきょうだいやこりす、あり、こねずみ、はりねずみたちがやってきて、きりかぶに言います。「あなたを かりても いいですか?」。そして、きりかぶが言います。「いいですよ。こんな わたしで よければ、 どうぞ。」きりかぶは、自分が役立たずではないことに気がつきます。そしてこれからも皆を喜ばせようと思いました。すっかりみんなと仲良くなったきりかぶは、皆からきりじいちゃんと呼ばれて毎日楽しく過ごしました。
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