この絵本の内容紹介あらすじ

大切なことをこどもに伝えたい絵本シリーズ

昔むかし、おしゃかさまが、大臣だったときのお話です。
お城の中で王さまに飼われていたぞうのアーナンドは、いつもさみしそうでした。ある日、一匹のやせこけた犬が迷い込んできました。犬は、アーナンドが残したご馳走をガツガツと食べてしまいました。犬は、お城の外の出来事を話してくれます。アーナンドは、やっと元気になったのですが……。

ジャータカ物語とは、おしゃかさまの前世の物語です。おしゃかさまは、前世で動物など様々な生を受け、善行を積んできたから、偉大な仏になったと信じられています。そして、このジャータカ物語は、仏教の教えだけにとどまらず、人間としてのあり方が、寓話性豊かに語られているところから、イソップ、グリムなど世界の説話文学に影響を与えています。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉

子どもたちに伝えたい、おしゃかさまのたいせつな教えのひとつを絵本にしました。小さなお子さまから、読み聞かせて欲しい一冊です。

王さまに大事に飼われているぞうと、のら犬の友情物語。ぞうと犬は、全く違う立場ですが、とてもステキな友だちになります。
「友だち」ってどういう存在かを考えさせられます。

絵本「ジャータカものがたり はじめてのともだち」の一コマ
絵本「ジャータカものがたり はじめてのともだち」の一コマ2
絵本「ジャータカものがたり はじめてのともだち」の一コマ3
絵本「ジャータカものがたり はじめてのともだち」の一コマ4
絵本「ジャータカものがたり はじめてのともだち」の一コマ5