この絵本の内容紹介
『おでんしゃ』は、コンニャクや大根のおでんの具が連結する電車。ハイビスカスやゴーヤに見送られながら沖縄を出発です。
そして、九州でソーセージと豚足が連結。明太子や豚骨ラーメンに見送られながら九州を出発です。
そして今度は、ゆで卵が連結。瀬戸内海を横目に、桃太郎やラクダに見送られながら先を急ぎます。
次の大阪では、牛スジと連結です。連結操作は、串カツおじさんの出番。ところが、連結操作に失敗し、串カツは違う線路に進入してしまいました。
それでもおでんしゃは、目的地を目指して進みます。ちくわやはんぺん、きりたんぽやホタテと連結しながら、関東、東北と進んでいきます。
おでんしゃの終点は、北海道。最後にジャガイモと連結して、お鍋に飛び込みます。連結に失敗した牛スジは、無事に合流出来たのでしょうか。
おでんの具が次々と連結しながら、日本を縦断するお話です。おでんしゃの進行を見守りながら、各地の名所や名物、方言が楽しめます。
牛スジが連結に失敗して、「ほんまっ! なにしとるねん! なんで こうなるねん!」と泣き面を浮かべると、思わず笑いが込み上げます。