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絵本
5歳児抱腹絶倒の子ざるの影退治の顛末。「ひろすけ童話絵本」の3作目。自分につきまとう影に困った子ざるは、きつねの協力を得て自分の影退治を始めます。けれども苦心のかいなく影はますます大暴れ。幼児の感覚にフィットする一篇。
1893年山形県生まれ。早稲田大学在学中より、児童文芸雑誌『良友』などに作品を発表。1923年より作家活動に専念。『泣いた赤おに』『椋鳥の夢』『りゅうの目のなみだ』など約1000篇に及ぶ童話は「ひろすけ童話」と親しまれる。1973年80歳で他界。
1964年福岡県北九州市生まれ。多摩美術大学卒業。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。全国各地のギャラリーで個展を行い作品を発表。食や旅、銭湯など、暮らしのたのしみを題材にした著述でも知られている。著書に『僕は、太陽をのむ』(港の人)、『かぼちゃを塩で煮る』(幻冬舎)、『画家のむだ歩き』(中央公論新社)、『牧野伊三夫イラストレーションの仕事と体験記1987-2019』(誠文堂新光社)、『アトリエ雑記』(本の雑誌社)など。絵本に『十円玉の...