この絵本の内容紹介
日本語・英語の両表記、温かな親子の会話が繰り広げられる絵本。
「ねぇママ、僕の髪が青色だったら、ママ、僕のこと好きだった?」
「それじゃあ、もし僕が半分猫で生まれていたらどうだった? ママって僕のこと好きになった?」
「じゃあね、いつか僕がパパになって、生まれてきた赤ちゃんに障害があったら、僕はどうしたらいい?」
長男、長女、ダウン症のある次女の3人の子育てをする母が長男との実際のやりとりをもとに制作。
子の真っすぐな問いに、大人は思わず答えに窮してしまう。
病気や障害のある子、そのきょうだい児だけでなく、子供が自信をなくしたとき、親は「どんなあなたでもだいすき」と言ってあげたい。
子供の自己肯定感を育むきっかけに。
親子の絆、理解を深めるために。
本書をきっかけに あなたの大切な人と、愛あふれる交流をされてください。
▼本書「あとがき」より
【絵本が生まれるきっかけとなった長男との出来事のこと】
「~(中略)~だからお母さんは、学校がなんと言おうと、周りがなんと言おうとエイデンくんの最後の砦、いつまでも味方でいてあげてください」。
そう言ってもらえて、私は初めて自分の立ち位置が明確に理解できたのを覚えています。この先ずっと、私は子供たちの最後の砦でい続けようと思いました。
【絵本に英語訳を付けたガードナー瑞穂の夫ブルースのコメント】
「このお話が好きな理由はunconditional love(無条件の愛)がメッセージであるから、それは世界共通の目には見えないけれどessential(必要不可欠)な一番大切なことだから」