この絵本の内容紹介
今日は昆虫たちが、森でたねをあつめています。
森に落ちている、色とりどりのたねをみんなが次々と拾うなか、クワガタのラファエルはうまく見つけられません。
焦ってしまって、とんでもない行動に出てしまいます。どうして、そんなことをしてしまったのでしょう。
でも、それには、ラファエルが言えなかった、ひみつがありました。
楽しい森に起こった、ちょっとした波乱。昆虫たちは、どんなことをするでしょうか。
発達段階の子どもは、自分の気持ちをうまく表現することができません。
頭ごなしに否定するのではなく、どうやって成長を促していくのか、社会としてどのように包摂していくのか。それを読み解くヒントが、本書に書かれています。
いまあらゆる場で必要とされている、インクルーシブ教育や合理的配慮について知る、考えるきっかけとなる1冊です。