この絵本の内容紹介
オークの一生を通して描かれる生命の交響曲!
水辺に落ちたどんぐりが、オークの大木になっていく姿と、そこに住む虫や鳥、動物 たちとの暮らしを描く絵本。
本書は、自然に興味を持つ方なら、大人から小学校上級まで楽しめる、物語じたての科学絵本です。
カケスにくわえられ、水辺に落っこちた一個のどんぐり。運に恵まれて、芽を出し、森の王者であるオーク(こならの仲間)として成長していきます。
葉を食べる鳥や虫の襲来、人間の草刈り、落雷など、数々の災難に見舞われつつも、 その中にさまざまな生物が暮らす、まるで街のような大木となっていきます。
美しいイラストレーションで描かれた、オークの300年近くにおよぶ「生」を通し て、虫や鳥、動物たちの暮らしがたがいに響き合い、命はみなつながっているのだ、ということが実感されます。