この絵本の内容紹介
1995年、「トイ=ストーリー」が、世界初の3Dコンピューター=グラフィックスの長編アニメーション作品として公開されました。最先端科学技術を駆使したその画面は、世界中を驚かせ、同時にカウボーイ人形ウッディ、スペースレンジャー人形バズ、というおもちゃたちの友情物語も、観客の心をしっかりととらえ、映画は空前の大ヒットとなりました。
その前作を完成させたとき、監督ジョン=ラセターの頭に浮かんだ新たなテーマの一つに、「子どもが成長してしまったら、おもちゃはどうなる。おもちゃは子どもと遊ぶためにあるのに。」ということがありました。その思いから作られたのが、1999年公開の、この「トイ=ストーリー2」なのです。
圧倒的スピード感と迫力、おもちゃたちの微妙な表情、動作。そしてウッディとバズのかわらぬ熱い友情。ラセターの訴えるテーマを含め、すべてが前作をしのぐ、魅力たっぷりの作品に仕上がっています。
(C)Disney/Pixar