この絵本の内容紹介あらすじ

おとなにも子どもにも、限りない夢をあたえてくれる、サーカスの世界を舞台とした長編アニメ『ダンボ』。生まれつき耳が大きかったばかりに、みんなの笑いものにされる。子ぞうのダンボが主人公です。仲間からどんなにばかにされても、母親のジャンボだけは、無条件でダンボを愛してくれる……その母子愛には、人間としても教えられることが多く、ついほろりとさせられる場面が、随所にあります。ダンボには、せりふが一言もないのですが、目や鼻の表情が実に豊かでかわいらしく、言いたい思いのすべてが的確に伝わってきます。サーカス暮らしのねずみのティモシーや、口は悪いけれど気立てのいいからすたちに助けられて、めでたし、めでたしのハッピー=エンド! 製作されたのは1941年。ディズニーアニメ作品のなかでも、くり返し鑑賞したくなる、心に残る佳作の一編でしょう。