この絵本の内容紹介あらすじ

ドジソンという数学の教授が、少女たちと遊びに出て即興のお話をしました。少女の1人アリスにせがまれ、彼はそれを挿絵つきの手作り本にします。すると、今度は大人たちがおもしろがりだして……こうして、ルイス=キャロルのペンネームで『ふしぎの国のアリス』が世に出たのは19世紀のことでした。夢にも似たおかしな出来事、奇妙な理論、言葉遊び、悲哀漂うユーモアと、他に類をみないこの作品は大評判となり、当時のビクトリア女王も次回作を待ち望んだとか。ところが、つぎの本はさっぱりおもしろくありません。なぜなら、それは数学の専門書だったから。という有名なエピソードが残っています。ウォルト=ディズニーによるアニメ化は1951年。原作にない“ほうき犬”を登場させるなど、言葉によって編まれた原作が、光と音の魔術師ディズニーならではの作品に映像化されました。どうぞ、お子さまとともに不思議の世界に出かけて、心を遊ばせてください。