この絵本の内容紹介あらすじ

『ピーター=パン』はイギリスの作家J・M・バリーによって造形された主人公です。1904年に劇として初演され、大成功をおさめました。バリーは一躍有名になり、いたずら好きで無鉄砲な永遠の少年ピーター=パンが、人々の心に深く刻まれたのでした。以後、ピーター=パン症候群(大人にならない少年)といった言葉も生みだし、クリスマスのころの劇として根強い人気をもちつづけて今日にいたっています。
ディズニーが長編アニメとして制作したのは初演から半世紀後の1953年。子どもたちが空を飛ぶシーン、ティンカー=ベルの動きや、フック船長とわにのドタバタ、わくわくする冒険の数々など、そのおもしろさは、さらに半世紀がたとうとしている今日でも新鮮です。子どもたちはもちろん、親である大人たちの心にも住んでいる永遠の少年……ご一家で作品を楽しみながら、それぞれのピーター=パンを心によみがえらせてください。