この絵本の内容紹介あらすじ

『くまのプーさん』の原作者は、イギリスの作家、A・A・ミルン(1882~1956)で、さし絵を描いたのは、イギリスの風景画家、A・H・シェパードです。詩人であり、劇作家・小説家でもあったミルンが、幼い息子のために書いたこの物語には、子ども部屋に実在したぬいぐるみ人形たちが総出演。なかでも主人公として大活躍するのは、息子がモデルとなったクリストファー=ロビンと、テディーベアのプーです。ディズニーは、「プーさんとはちみつ」(1966)、「プーさんと大あらし」(1968)「プーさんとティガー」(1974)の順に、中編アニメを製作しました。蜜蜂の好きな、のんびりとしたプーや、気の小さいピグレット、元気いっぱいのティガーなど、中心となるキャラクターの個性が魅力的です。原作のイメージを活かしたこのシリーズは、世界中の子どもの心をとらえ、家族そろって楽しめる、永遠の名作アニメとなりました。──森はるな

(C)Disney Based on the Pooh stories by A.A.Milne(copyright the Pooh Properties Trust)