この絵本の内容紹介
人間の子として生まれながら、過酷な運命のなすがまま、アフリカのジャングルで、ゴリラたちに育てられたターザン。彼は成長するにつれて、みんなとまったく違う自分自身にコンプレックスを抱きます。
そんなターザンを、母親としてやさしくはげましたのは、子どもをなくしためすゴリラのカーラ。「姿形は違っても、中身はみんな同じよ。」の言葉に、ターザンは勇気づけられます。
ジャングルの仲間たちや、やがてやってきた人間との交流を通して、ターザンはターザンらしく、進むべき道を切り開いていきます。“動物世界”と“人間世界”の両方に属していたからこそ、ターザンはまったく新しい世界を創造するパワーをもてたのでしょう。
冒険小説家バローズの名作「類人猿ターザン」をもとにした「ターザン」は、1999年公開のディズニー37作めの長編アニメーションです。