この絵本の内容紹介あらすじ

「アナと雪の女王」の映画では描かれなかった、アナとエルサが大人になるまでの道のりと、仲直りしたあとの心境の変化がわかる、心温まるストーリーです。

幼い頃の事件をきっかけに、エルサはアナを避けるようになります。いつも一人部屋にこもって、きれい好きで完璧主義の姉に、アナは憧れながらも、二人の間の距離感に苦しみます。一方で、活発で礼儀を知らない、天真爛漫の妹に対し、エルサはいらいらし、自分の苦しみを分かってくれないと嘆きます。

そんな二人は、互いの違いを分かり合えないまま、大人になりました。そして姉妹の仲は、エルサの魔法が露見したことをきっかけに、変わり始めます。アナは、森の中でエルサの魔法を目の当りにし、姉の素晴らしい才能に気付き、エルサは、勇敢で素直な妹の愛を知り、ようやく自分と相手を受け入れるようなります。

そして今の二人は、お互いのありのままを受け入れ、ありのままの妹(姉)を愛することに決めました。そう、真実の愛とは、「ありのままで大丈夫」なのです!

”ありのままの自分を受け入れる、受け入れてもらう”という映画のテーマに合致しており、アナとエルサが好きな子どもから大人までが楽しめます。

また、映画の作画スタッフの一人、ブリトニー・リーさんによる美しいアートも、見どころのひとつです。

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