この絵本の内容紹介
悲しみをもつ人へ――。「いちりんの花」がそれを癒すという。美しい詩と画の合奏の中で。――(中西進 国文学者)
「私が死んだら、また絵を描いてほしい」
それは、日本画家として将来を嘱望されながら、結婚を機に筆を折った妻・美知子への夫・平山郁夫が遺したメッセージだった。そして、美知子は娘の弥生とともに一冊の絵本をつくりはじめる――。太古の昔から連綿と続いてきた、いのちの物語。
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絵本
悲しみをもつ人へ――。「いちりんの花」がそれを癒すという。美しい詩と画の合奏の中で。――(中西進 国文学者)
「私が死んだら、また絵を描いてほしい」
それは、日本画家として将来を嘱望されながら、結婚を機に筆を折った妻・美知子への夫・平山郁夫が遺したメッセージだった。そして、美知子は娘の弥生とともに一冊の絵本をつくりはじめる――。太古の昔から連綿と続いてきた、いのちの物語。