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絵本
みんながうれしいことば、「おめでとう」。うさぎも、ねこも、ぞうも、とらも、ぼくも、わたしも、「おめでとう」。贈りあう幸せの言葉を、戦後の童画界を牽引した茂田井武の絵にのせて送る絵本。
東京に生まれる。1923年、日本橋の旅館であった生家が関東大震災で全焼する。中学卒業後、太平洋画会研究所、川端画学校などで絵を学び、そのかたわらアテネ・フランセに通う。1930年シベリア鉄道でパリへ入り、パリの日本人クラブの食堂などで働きながら独学で絵を描く。1933年に帰国。さまざまな職を転々とした後、探偵小説雑誌「新青年」などに挿し絵を描く。1941年に初めての子ども向け絵本『ナニナニ繪本』を出版。絵本、童画の勉強に本格的に取り組む...
編集者、赤ちゃん文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長などを経て、現在フリーランスで、絵本の文、評論、翻訳、展示、講座や絵本コンペ審査員などで活躍中。2012-15年ブックスタート選考委員。2010年ボローニャ展、2013年、2015年BIB国際審査員。著作に絵本『おかえりたまご』(アリス館)、『おめでとう』(講談社)、「いまむかしえほん」シリーズ(全11冊 岩崎書店)や2001~2012年の絵本案内『きょうの絵本 あしたの絵本』、訳書に『はし...