この絵本の内容紹介
どうぶつ、こんちゅう、きせつ、しょくぶつ、ぎょうじ、のりもの、しごとなど、様々な項目を3歳児にもわかりやすく、楽しく紹介。
春夏秋冬や、一日・一年の流れなど、くり返し訪れる時の流れを円環状のわかりやすいイラストで紹介することで、時の移り変わりが勉強できるようになっているのも特徴です。身近なものを見つける喜びや、はじめて見るものにふれる楽しさに気付ける一冊!
・監修/沢井佳子さんからのメッセージ
幼児は、旺盛な知的好奇心とともに「今・ここ」の知識を広げながら生きています。「隣のポチが犬であり、いつも遊びにゆく公園のチューリップが花であり、近所を走る各駅停車の乗り物が電車である…」という、ごく身近な「今・ここ」の知識を基礎にして、3歳ごろになると「チワワもセントバーナードも犬の仲間であり、花にはさまざまな名前があり、電車には新幹線をはじめ多様な種類があって、線路は遠くの街へとつながっているのだ…」という、世界全体を整理する認識へと、視野は急速に広がるのです。(中略)「今・ここ」にある、花や虫やのりものへの興味を入り口にして、地球全体の自然や社会へと、視野を広げる散歩道が、この『ずかん』には用意されています。まずは、お子さまといっしょに地球の絵からスタートして、「この地球には、どんな仲間がいるのか?」についてたくさんお話ししてみましょう。
・担当者のうちあけ話
『語りかけ絵本 3さいの本 ずかん』は、監修の沢井佳子先生からご提案いただいたアイデアが存分に生かされています。例えば、最初の見開きページの地球のイラストは、「私たちが生きている世界の雄大さを、まず子どもたちに伝えたい」という思いから作られたものです。また、「動物を大きさや、生活している場所がわかるように紹介したい」という思いから、カタログのようにただ動物の写真を並べるのではなく、どのような場所で生活しているのかがわかり、大きさの比率もできるだけ正しくした、一枚絵のイラストで動物を紹介するページが生まれました。このような工夫が随所に散りばめられ、ボリュームも満点でお子さまの「好きなもの探し」にもぴったり。ぜひ、お手にとってご覧ください! (弓引き童子)