この絵本の内容紹介あらすじ

迷路やなぞなぞ、手遊び、数遊び、絵さがし、工作など、親子で楽しめる遊びがいっぱい! 監修の先生の丁寧なご指導のもと、3歳児が喜んで遊び、遊びながらぐんぐん知恵がつく内容を厳選しています。

・監修/沢井佳子さんからのメッセージ
子どもは信頼できる人といっしょに周囲の物を見つめ、その話を聴き、全身を動かして物に触れ、まわりの世界のイメージを作り上げていきます。このように、物事のイメージを頭に思い浮かべる力を表象(ひょうしょう)能力といい、表象能力の発達によって、3歳児は人の話を理解し、やりとりをするのが上手になるのです。『ちえあそび』の本を前にして子どもと大人が語らい、絵に描かれたことを動作でまねたり、迷路をたどって探検ごっこの想像をしたりすることは、表象能力を伸ばす機会となるでしょう。「これは何?」「どうして?」と問う3歳児の好奇心は、物の「イメージ」と「ことば」の関係をとらえようとする、知的な欲求から生まれます。この絵本から生まれる疑問をきっかけに、知識を深めるおしゃべりを楽しんでください。(「監修者のことば」より抜粋)

・担当者のうちあけ話
3歳児が喜び、楽しく遊んで、知恵のつく内容を! と、監修者の先生と検討に検討を重ねて作りました。1つ1つの遊びには、それぞれ学びがあり、おうちの方の愛情のある語りかけで、子どもは遊びながら楽しく知恵をつけていきます。バラエティーに富んだ内容ですので、きっとお子さまのお気に入りの遊びが見つかることと思います。3歳は、記憶が定着する最初のころとも言われています。この絵本が、お子さまの楽しくうれしい最初の記憶となって残るよう、願っています。(K)