この絵本の内容紹介
バケツを持って、お母さんと海に遊びにやってきた少女が出会った、「なみのむすめ」。なみのわかものと結婚するため、ひっくり返したバケツの中で、うみのあわのドレスを編んでいる、というのです。少女はバケツを貸してあげました。
夏が終わる日、少女が浜辺に見に行くと、白いドレスの小さな女のひとがバケツのそばに立っていて、少女にお礼をいいました。すると、なみのわかものが、寄せてきて、なみのむすめを海に連れていきました。
バケツの中には、貝がらがひとつ入っていました。少女はそれを、ずっと大切にもっていたのでした。