この絵本の内容紹介
バスの運転士のだいすけさんの1日は大忙しです。朝は7時にお仕事が始まります。まず営業所に出勤し、アルコールを飲んでいないか呼気点検から始まります。それから、バスの点検をしたり、タイヤの整備をするのも運転士さんのお仕事です。
そして、だいすけさんはいつものバスに乗り、8時、運転がスタートします。
バスに乗ってくるお客さんにも色々な人がいます。車椅子のお客さんには、介助が必要です。スロープを引き出し、ゆっくり車椅子を押して席に案内します。
1回目の運転を終えて、営業所に戻ってお昼ご飯の休憩です。営業所には食堂もあります。
午後になり、だいすけさんの運転するバスには近所に住むこうたくんが乗ってきました。こうたくんは落し物をしますが、だいすけさんがしっかり落し物チェックをしていたので、無事に営業所で引き取ることができました。
だいすけさんの運転するバスに乗り、だいすけさんの仕事姿を見たこうたくんは、すっかりだいすけさんに憧れてしまいました。
お仕事が終わったのは夜9時。明日はお休みです。
この絵本はリアルさを追求するため、実際に現場で働いているバスの運転士に取材をして作られた絵本です。実際の運転士さんの1日が絵本になっています。
現実世界がそのまま絵本になったようなお話で、子どもだけでなく大人も興味を持って読める絵本です。