この絵本の内容紹介
氷の島に住む双子のシロクマは、お母さんにおんぶをねだります。
でも、双子のシロクマは上手に泳げるようになったのでおんぶをしてもらえません。
双子のシロクマはオットセイの親子を見ながら「おかあさん みて」と言いいます。
でも、シロクマのお母さんは、「あのこは きのう うまれたばかりなのよ」と言っておんぶをしてくれません。
次は、双子のシロクマがカモの親子を見ながら「おかあさん みて」と言いいます。
でも、シロクマのお母さんは、「あのこは きのう たまごから でてきたばかりなのよ」と言っておんぶをしてくれません。
さらに次は、双子のシロクマがクジラの親子を見ながら「おかあさん みて」と言いいます。
でも、シロクマのお母さんは、「いいのよ まだ およぎがへたなの」と言って、やっぱりおんぶをしてくれません。
双子のシロクマは、他にもラッコやペンギンの親子の姿を見ては、お母さんにおんぶをして欲しくて仕方がありません。
シロクマのお母さんは「じょうずに およげるように なったじゃない」と言って海に飛び込んでいきます。続いて双子のシロクマも海に飛び込んでいきますが……シロクマの双子はお母さんにおんぶをしてもらえるのでしょうか。
甘えん坊の双子のシロクマとお母さんの会話が和やかで微笑ましい絵本です。