この絵本の内容紹介
あるところに三匹の子豚の兄弟がいました。三匹の子豚達が、野原に寝そべって空を見ていると雲が芋に見えてきました。
三匹の子豚たちは雲を見ながら、芋が食べたくなってきます。そこで、芋掘りに出かけることするのでした。
道中、一匹のネズミが一緒に芋掘りに行きたいと声をかけてきました。でも、ネズミは力がないからと言って、子豚達は一緒に芋掘りに出かけることを渋ります。
ネズミはきっと役に立つから連れてってほしいと言うので子豚達はしょうがなさそうに連れて行くことにするのでした。
子豚達とネズミが畑に着くと、さっそく芋掘りを始めます。でも、出てくるのはダンゴムシやモグラ、ヘビ。一生懸命に地面を掘りますが、お芋は一向に出てきません。
そこにモグラが声をかけ、この畑は芋畑ではないことを教えてくれました。そして、ヤギじいさんの芋畑が先にあることも教えてくれるのでした。
さっそくヤジじいさんの芋畑に着きますが、ヤギじいさんがジロッと子豚達を見るので、子豚達はモジモジしてしまいます。
やっぱり帰ろうかとしたところ、ネズミがヤギじいさんに芋掘りをさせてもらえるようにお願いしてくると言うのです。そして、ネズミがヤギじいさんに芋掘りのお手伝いをさせてほしいとお願いすると、ヤギじいさんは優しく迎えてくれるのでした。
お芋はたくさん掘れるのでしょうか。そして、美味しいお芋にありつくことはできるのでしょうか。
「いもいも ほりほり」の掛け声がほのぼの楽しいお芋掘りのお話です。お芋掘りや焼き芋大会の時期にぜひ子ども達に読み聞かせてみてはいかがでしょう。