この絵本の内容紹介
お風呂の時間を楽しく豊かにする「浴育」に役立つ絵本。
お風呂って楽しいな、うれしいな。あったまって、心も体も元気になろう!
●親子でお風呂
不思議ですね。こんなに楽しい「親子でお風呂」という習慣。じつは、ほかの国ではあまり見られないのだそうです。日本独特の大事にしたい文化です。お風呂は何よりも温かい。入ると、からだがほかほかしてきて、いつしか心のしわもほぐれやすくなります。だから、自然体で、親も子どもも自分を出せるのです。いっしょにお湯で遊んだり、本音の会話ができるようになったりするのです。「いい湯」は「いい場」でもあります。忙しいお父さんも、せめて土日だけはいっしょにお風呂に入ってあげてほしいですね。お子さんは、文字通り、子どものころのうれしかった「温かい体験」として、長じても懐かしく思い出してくれるはずです。――汐見稔幸(白梅学園大学学長・東京大学名誉教授)