この絵本の内容紹介
しまうまたちの、みちたりた、まいにち。
朝も、昼も、夜も、ぼくらは毎日、草をはむ。ときには草の気分になったり、草の歌をうたったり。単純だけどみちたりたくらしを、気持ちい~い絵でつづる絵本。
・作/おくはらゆめさんからのメッセージ
くさを はんでいる シマウマを見ながら、
いっしょに 口を もぐもぐ動かしていたら
シマウマが 話しかけてきました
その おはなしを えほんに描きました
気のせいかなあ?
気のせいじゃなかったら いいなあ!
・担当者のうちあけ話
この作品のもとになった作品を、最初に私が見たのは2006年、絵本新人賞の応募作としてでした。いわゆる、一目惚れでした。おおらかで、自由で、なんていい絵を描くんだろうと。それからほぼ3年。あーでもない、こーでもない、ほかの作品を先にやろうか……など、たくさんの寄り道をして(ゆめさんはその間、何匹のシマウマの絵を描いたことでしょう!)、やっと読者のみなさんにお届けできることになりました。帯に文章をくださった書店員さんの言葉そのまま、「かめばかむほど味がでる」絵本です。ぜひ、お手にとって、“くさのうた”を歌ってみてください♪ また、5月にはジュンク堂新宿店で原画が展示される予定です。お近くの方は、ぜひ、こののびのびしたシマウマたちに会いに来てください。(J)