この絵本の内容紹介
「おとうさんは、もう すぐ、みんなの しらない ところへ いくんだ。」
「ぼくは、おとうさんと ずっと いっしょに いたい。」
受け継がれるいのちの物語。
いのちの終わりを悟ったぞうのおとうさんは、幼い息子のポッポに、生きるためのさまざまな知恵と力を授けようとします。しかし、ポッポは“死”を理解できません。やがて、別れの日がやってきます――。受け継がれてゆくいのちの力強さをうたった絵本。
1人の父親として、話しておきたいことがたくさんある。僕は、娘に話しかけるように、このストーリーを書いた。――秋元康