この絵本の内容紹介あらすじ

0(ゼロ)を発見した国、インドの数の絵本。

10人のきこりが もりにいって木をきって、いいます。
「まだある、まだある。」
のこりはいくつなのかな?

インドの画家、A.ラマチャンドランさんは、「まだある、まだある」とみんなが思っているうちに、美しい自然や伝統がどんどんなくなっていくのを心配して、このような美しい絵本を描きました。たくさんあるように見える自然も、21世紀には、あっという間に消えていき、森のおくから「トラ」が現れるかもしれません。そうならないようにすること。それは、これからの時代を生きる、どの国の、どの世代にも共通するテーマだと思います。――訳者/田島伸二