この絵本の内容紹介あらすじ

「詩を読んだとたん、ゾクゾクッと鳥肌がたった……。」――片岡鶴太郎

身近な命を綴った子供たちの詩に触発されて描く、書とコラージュの無垢な世界。「感じる心」がここにある!

幼い頃 フルーツパフェが好きだった
そこには夢があり 色があり
香りがあり ポエジーがあり
歓喜そのものだった
子供たちのうたは 私にとって
まさにフルーツパフェ
どうぞ お召し上がれ

「草野心平記念文学館」に立ち寄ったときのこと、見学に訪れた子供たちが書いた詩に出会いました。何の計らいもない、素直な子供たちの詩は、まぶしいほどに輝いていたのです。思わず「やられたな……」とつぶやいていました。――(あとがきより)