この絵本の内容紹介
い~い湯だ~な~♪
しょうゆの足湯に、きなこの砂風呂、トースターのサウナ!?
さむい、さむい日。おもちのもーちゃんとちーちゃんが、おふろ屋さんへ出かけます。「さむいね」「ゆっくりあったまろうね」 ところが醤油の足湯はおすしたちでいっぱいで、きなこの砂風呂もおだんごたちが転がりまわってゆっくり入れません。もう、のんびりできるおふろはないのかな?
ユニークな発想で定評のある苅田澄子さんと、絵のおとぼけ感が魅力の植垣歩子さんによる、おもち&おふろ絵本です。食べものたちが入るおふろと言えば、醤油の足湯、きなこの砂風呂、トースターのサウナ……と、おもしろいおふろがいっぱい! 子どもたちが大好きなおもちを主人公に、すみずみまでユーモラスに描かれたおもち&おふろ絵本をご堪能ください。きっといろいろな発見がありますよ!
『おもちのおふろ』の見どころ
■スーパー銭湯のようにいろいろなおふろがある「ぽかぽかの湯」。どんなおふろがあるのかな? 銭湯内あちこちに貼られたポスターもお見逃しなく!
■もともと昭和レトロが大好きという植垣歩子さん。最初の見開きの銭湯は、江戸東京たてもの園の「子宝湯」をモデルに描いてくださいました。
■番台に座っているだいこんさん。手にしている「やさいしんぶん」に「畑野春菊氏」が「やさいむら そんちょうきまる」と書いてあります。じつは最後の見開きの中央で体を洗っているのが春菊さん。たくさんのキャラクターがあちこちに登場しているので、探して楽しんでくださいね。