この絵本の内容紹介あらすじ

はるのおえかきで ぼくがかいたのは、くろいつち。
みんなは「なにこれ?」「へんだよ」っていうけれど……。
ぼく、チューリップをおうえんしたかったんだ。

国語・道徳の教科書掲載作家くすのきしげのりが紡ぐ、ちいさな思いに寄りそい、成長を応援する物語。

【あとがきより】
一人ひとりみんな違うたいせつな子どもたち。
一人ひとりに一つずつ、揺れ動く心があります。
「想像する力」や「共感する力」をはたらかせて、行動や表情の奥にある心の動きや考えに気づこうとするだけでも、きっと花が咲くような笑顔が増えるに違いありません。

【読者の声】
・こんな優しい世界が広がったらいいなぁ。
・子どもたちの心や考え方をわかっているつもりでも、ひとりひとり違うのですよね。そしてそれは、子どもたちだけではなく、この世の中のだれでも。
・先入観を取り払うこと。難しいけれど、大事にしたいと思いました。
・それぞれの見え方、感じ方、気持ちに気づいて寄り添うことの大切さについて、あらためて考えるきっかけになりました。
・理解してくれる、見守ってくれている人がいる。子どもにとって、それが自分自身の強さを育むことを教えてくれる本でした。

絵本「チューリップさいた」の一コマ
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