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学研カラー絵ばなし
「かっぱ天国」で有名な漫画家清水崑が初めて子どものために描いた創作絵本。ぼんやり山でおじいさんに育てられたぼんたろうが都にでて、いろいろな出来事にであう、ほのぼのとしたお話。
大正元年9月長崎県に生まれた。長崎商業在学中から漫画に情熱をもやし、昭和5年、画家を志して上京、街頭で似顔絵かきをやるうち岡本一平に認められ弟子入りし漫画家への道を踏み出した。戦後、横山隆一、近藤日出造らと漫画集団をつくり、新聞、雑誌に政治漫画を連載、一躍人気作家となった。毛筆による鳥羽絵風の軽妙な絵が得意で、漫画では「かっぱ天国」「かっぱ川太郎」などの“かっぱもの”の代表作に多くの支持者を得たが、とくに優れた技を似顔絵に発揮したといえ...