この絵本の内容紹介あらすじ

テピンギーは、おかあさんがなくなって、あたらしい母親とくらしている女の子。
ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、友達の家をまわって、あることを頼みます。
ハイチにつたわる、すてきなひらめきと友達の助けで困難をのりこえた女の子の昔話が絵本になりました。

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むかし、あるところに、テピンギーという おんなのこが いました。

テピンギーのおかあさんは なくなって、あたらしい母親が やってきました。
それから、おとうさんも なくなったので、テピンギーは あたらしい母親と ふたりぐらしになりました。
このははおやは いじわるで、テピンギーには なにも わけてやりたくないと おもっていました。
(本文より)
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女の子の昔話えほんシリーズについて

あなたが知っている昔話の主人公は、男性が多いのではないでしょうか。女性が主人公の場合も、ひかえめでおとなしい女性ではないでしょうか。絵本になるのはそういう昔話が多いのですが、語りつたえられてきた昔話はもっと豊かで、へこたれずに自分なりの幸せをつかむ、いろんな女性たちが登場します。これまで知られてこなかった、そんな主人公の昔話を絵本にして、これからの世界を生きるこどもたちに贈ります。

絵本「わたしがテピンギー」の一コマ
絵本「わたしがテピンギー」の一コマ2