この絵本の内容紹介あらすじ

日本中の川を描いてきた鳥瞰絵地図師・村松昭の「日本の川」シリーズの最新刊。秩父の山奥から流れ出し、埼玉県と東京都を抜けて、東京湾に注ぐ全長173kmの荒川。この川は、とちゅうで隅田川と荒川本流にわかれます。明治時代から昭和にかけて。下流にあらたに荒川本流を掘りぬいたことで、荒川と隅田川の2本の川となったのです。鉱山があり、化石もたくさん見つかる上流部から、人びとが川とたたかいながらもめぐみを受けてきた中流部を抜けて、大都市・東京の海に出るこの川を、奥秩父の神さまとお使いの女の子が雲に乗って案内します。