この絵本の内容紹介あらすじ

今夜は、まちにまったピージョの国の「ごちそう祭り」。春と秋の満月の夜にひらかれるお祭りです。
ピージョの国には4つのおおきな村があります。東のシャオヤン、北のシャングー、西のセンリン、南のナンダーハです。
お祭りでは、それぞれの村でとれる食材をつかって、料理人たちが大ごちそうをこしらえます。そして、どの村のどの料理がおいしいのか、子どもたちが投票して、その年のいちばんを決めるのです。

ごちそう祭りのもうひとつのおたのしみは、この日しかあじわえない特別な飲み物「ピージョ」。子どもたちは、甘みのある「サンピージョ」を飲みます。
ジョッキが全員にいきわたったら、準備は万端。村長さんのかけ声に合わせて、大人も子どもも、みんないっしょに「カンパーイ!」。

いろとりどりのごちそうは、どれも絶品。みんな、どの料理に投票しようか迷ってしまいます。
おまけに、ピージョとサンピージョは、消化を助けてくれるので、食べても食べてもお腹がいっぱいにならず、好きなものをいくらだって食べられるんですよ。

さあ、表紙の6人の子どもたちといっしょに、にぎやかな夜のお祭りをめぐりましょう!

絵本「ピージョのごちそう祭り」の一コマ
絵本「ピージョのごちそう祭り」の一コマ2