作:コルネイ・チュコフスキー
ソ連の詩人、児童文学作家,翻訳家,評論家,文芸学者。ペテルブルグ生まれ。1901年象徴派から未来派にいたる芸術運動の理解者として文筆活動に入り、「チェーホフから現代まで」(’08年)等の評論集を刊行した。革命後、ゴーリキーと共に児童向けの本の企画、編集にたずさわり、物語詩「わに」(’16年)等を発表した。その後、文学研究にたずさわり「ネクラーソフの手法」(’52年)でレーニン賞を受賞。分かりやすいリズミカルな言葉で、昔話や童歌を取り入れ...
続きを読む・作品一覧を見る絵:フランチェスカ・ヤルブーソワ
1942年、アルマータ(カザフスタン)で生まれ、モスクワで育つ。普通の学校に通うかたわら12歳から美術学校に通う。1967年にモスクワ映画大学美術学科を卒業。アニメーション連盟に就職し、アニメーションの美術監督として働く。ノルシュテイン監督による作品「きりのなかのはりねずみ」、「話の話」の美術監督として繊細で美しい映像を実現する。ノルシュテインとは、私生活でもパートナーである。
作品一覧を見る訳:田中 潔(たなか きよし)
1962年、モスクワで生まれ。神戸大学大学院を経てモスクワ教育大学で学ぶ。大学で日本語教師やロシア語非常勤講師を勤め、翻訳を手がける。
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