この絵本の内容紹介あらすじ

ミツツボアリという変わった生態をもつアリを撮影するために、ガイドをしてくれるアボリジニの家族とともに、オーストラリアの砂漠地帯を何日も歩いた貴重な旅を記録した写真絵本。
他の大陸では見られない独特の風景の中で遭遇するワラビーやオオトカゲなどの動物、シロアリの作った巨大な土の塔、アボリジニの祖先が描いたミツツボアリの洞窟壁画、ミツツボアリから蜜をもらったことへのアボリジニのお礼のダンスなど、見応えのある場面が続きます。
旅の目的であるミツツボアリの写真の息をのむクオリティとともに、旅の中で見えてくるアボリジニの人たちの自然との共生のあり方が深く心に残る絵本です。

絵本「ミツツボアリをもとめて」の一コマ
絵本「ミツツボアリをもとめて」の一コマ2